新体系看護学全書 健康支援と社会保障制度①
B5判/292頁/定価2,860円(本体2,600円+税10%)
ISBN:978-4-8392-3369-3
第1版/2020年 12月
編集
武田 裕子 順天堂大学大学院医学研究科医学教育学教授
大滝 純司 東京医科大学医学部兼任教授
• 患者の視点から「病を得る」ということを初めとし、現代の医療・医学を多角的にとらえます。問題・課題だけではなく、医療の総論も含めて学べる基本の1冊といえます。
• 近年、話題になっている健康と社会的要因の関係性にも注目し、健康格差がある現状から医療をとらえます。
• 患者中心の医療という視点から、患者が医療や医学研究に与える影響についても解説していきます。
• 医療者に問われる倫理的課題を考える際の基盤となる知識や考え方を平易な言葉でまとめています。学生が看護師として臨床に出た際に、医療を考える道しるべとなります。
榊原 千秋 コミュニティスペースややのいえ代表
貝沼茂三郎 九州大学病院総合診療科准教授
松下 明 社会医療法人清風会岡山家庭医療センター奈義・津山・湯郷ファミリークリニック所長
小﨑真規子 紫野協立診療所所長
吉田絵理子 川崎協同病院総合診療科
磯野 真穂 慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科研究員
棚瀬 裕文 東京神学校非常勤講師
大滝 純司 東京医科大学医学教育学分野兼任教授,北海道大学名誉教授
春田 淳志 慶應義塾大学医学教育統括センター准教授
松村 真司 松村医院院長
山田 隆司 台東区立台東病院管理者兼病院長
市橋 亮一 医療法人かがやき総合在宅医療クリニック理事長
辻 喜久 札幌医科大学医学部総合診療医学講座教授
志水 太郎 獨協医科大学総合診療医学・総合診療科教授
勝倉 真一 獨協医科大学病院総合診療科助教
水澤 桂 獨協医科大学病院総合診療科助教
新井 正美 順天堂大学大学院医学研究科難治性疾患診断・治療学先任准教授
山本 亮 佐久総合病院佐久医療センター緩和ケア内科部長
平山 陽示 東京医科大学総合診療医学分野臨床教授
植田 大樹 大阪市立大学大学院医学研究科放射線診断学・IVR 学
中山 和弘 聖路加国際大学看護情報学教授
武田 裕子 順天堂大学大学院医学研究科医学教育学教授
近藤 克則 千葉大学大学院先進予防医学共同専攻社会予防医学教授
千嶋 巌 宇都宮協立診療所
藤原 聡子 千葉大学予防医学センター特任研究員
長嶺由衣子 東京医科歯科大学医学部附属病院総合診療科助教
西岡 大輔 大阪医科大学研究支援センター医療統計室
熊倉 陽介 東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野
村岡 亮 国立国際医療研究センター医学教育顧問
沢田 貴志 港町診療所所長,シェア = 国際保健協力市民の会副代表
坂井 建雄 順天堂大学保健医療学部特任教授
大生 定義 新生病院院長
北村 聖 地域医療振興協会シニアアドバイザー
廣瀬 清英 岩手医科大学教養教育センター人間科学科講師
森川すいめい みどりの杜クリニック院長
勝井 恵子 国立研究開発法人日本医療研究開発機構研究開発統括推進室課長代理
大熊由紀子 国際医療福祉大学大学院医療福祉ジャーナリズム分野教授
第1章 病を得るということ
Ⅰ 医療者が患者体験から学ぶこと
Ⅱ 人の歩みを支える医療
Ⅲ 患者の視点に立つ
Ⅳ 様々な文化・宗教の死生観
第2章 医療を担う専門職と連携
Ⅰ 医療を担う専門職
Ⅱ 多職種連携
Ⅲ 医療機関の連携
Ⅳ プライマリ・ケア
Ⅴ 在宅医療
Ⅵ 医療者に求められるプロフェッショナリズム
第3章 医療の実践
Ⅰ 診断・治療のプロセス
Ⅱ 医療の実践における倫理的課題
第4章 健康とは
Ⅰ 健康の定義とポジティブ・ヘルス
Ⅱ ヘルスプロモーション
第5章 健康格差と社会的要因
Ⅰ 健康の社会的決定要因とは
Ⅱ 健康格差の現状
Ⅲ ライフコース・アプローチ
第6章 わが国の社会保障制度
Ⅰ 医療保険制度:経済学・資源の再分配の視点で
Ⅱ 介護保険制度
Ⅲ 地域包括ケア―地域共生社会―社会的処方
Ⅳ 社会福祉制度
Ⅴ 地域共生社会
第7章 グローバル化と医療
Ⅰ グローバル化と健康への影響
Ⅱ 医療のグローバル化
Ⅲ 保健医療分野での国際協力と協調
Ⅳ 国内の国際保健
第8章 医学・医療の歴史
Ⅰ 医学・医療の歴史を学ぶ意味
Ⅱ 医学はどのように発展してきたか
Ⅲ 医療の黒歴史
Ⅳ 脳死と臓器移植
Ⅴ 安楽死と医療
Ⅵ 日本の医療を変えた集団訴訟
Ⅶ 医療研究開発への患者・市民参画
第9章 患者が変える医療・研究
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