新体系看護学全書 別巻
B5判/228頁/定価2,200円(本体2,000円+税10%)
ISBN:978-4-8392-3289-4
第5版/2013年 11月
編集
矢野 正子 聖マリア学院大学特命教授
• 患者の安全・安楽を目指した看護活動の実践には、熟練した看護技術だけでなく、看護管理や看護制度についての知識、看護の発展を促す看護研究への取り組みが不可欠であることを堤示しています。
• 専門職として看護師は社会のなかでどう位置づけられているか、何を期待されているか、また、どのような制度で支えられているかについて解説しています。
• 看護職として従事していくなかで大切な,管理・研究・制度を1冊の中で押さえることにより,“実践性”“意義”“幅広い視点”を備えた,創造的な視野をもつ看護師となれる内容です。
森田 孝子 前横浜創英大学看護学部長,教授
竹内登美子 富山大学大学院医学薬学研究部学科長,教授
佐々木美奈子 東京医療保健大学医療保健学部教授
菅田 勝也 藍野大学医療保健学部長,教授
第1章 看護管理の基礎
Ⅰ 管理とは何か
A 管理のサイクル
B アートとしての看護管理
Ⅱ 病院の基本的成り立ち
A 病院の法的位置づけ
B 病院の組織
C 病院職員の職種
Ⅲ 看護部門の基本的成り立ち
A 看護部門の組織と職務
B 目標による管理
C 看護基準と看護手順の整備
Ⅳ 看護管理部門の基本的役割
A 人事管理
B 業務管理
C 職員教育
Ⅴ 各看護単位での看護管理
A 病棟における管理
B 外来の管理
C 中央手術部(室)の管理
D 中央材料部
Ⅵ スタッフナースに求められる管理的役割
A スタッフナース業務の管理的側面
B チーム医療
Ⅶ 看護管理の今日的課題
A 医療機関の機能分化と連携
B 患者主体の医療サービスと情報開示
C 安全管理の総合的推進
D IT導入による医療の質と効率の向上
第2章 看護における研究
Ⅰ 看護における実践と研究
A 看護における研究の意味
B 看護実践から得る研究の手がかり
Ⅱ 研究の進め方
A 研究テーマの検討と決定
B 文献レビュー
C 研究デザインの決定
D 仮説の設定
E 変数の定義
F 標的母集団の記述と標本の抽出
G データの種類と収集の方法
H データの集計・分析
I 結果の解釈
J 論文の作成
Ⅲ 研究デザイン
A 実験型研究デザイン
B 非実験型研究デザイン
Ⅳ 看護における研究と理論
Ⅴ 看護研究における課題
A 看護研究と患者のQOL
B 看護研究と看護の倫理
第3章 看護に関連する諸制度
Ⅰ 看護活動と保健師助産師看護師法
A 保健師助産師看護師法の理解と看護師の責務
B 看護職の活動範囲の拡大と保健師助産師看護師法
Ⅱ 看護制度・看護行政と看護活動
A 看護行政の組織
B 看護師の需要と供給
C 診療報酬体系と看護
D 看護師の労働環境・労働条件の整備
Ⅲ 看護職の養成と看護制度・看護行政
A 看護職の養成制度の実際
B 看護職の養成カリキュラムと教育現場の実態
C 看護基礎教育の達成目標と継続教育
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