新体系看護学全書 疾病の成り立ちと回復の促進②
B5判/200頁/定価1,760円(本体1,600円+税10%)
ISBN:978-4-8392-3414-0
第3版/2024年 10月
編集
小林 寅喆 東邦大学 看護学部 感染制御学 教授
●看護学生が身につけるべき“感染制御”の観点から全体を見直し,正しい感染制御を実践できるよう,感染の成り立ちから免疫機構のしくみ,各種微生物の特徴,診断や治療まで,全体にわたり大幅な改訂を行いました。
●学生がイメージしやすいように,わかりやすいイラストを追加し,丁寧に解説しています。
●特に重要な図は,アニメーションを作成し,より理解しやすいように工夫しました。
・感染経路
・mRNAワクチンの作用機序
・免疫反応
・抗体のはたらき
・細胞性免疫と液性免疫
・PCR法を用いた診断検査
・細菌の増え方
・イムノクロマト法
・疥癬トンネル
金坂伊須萌 東邦大学看護学部 感染制御学 講師
勝瀬 明子 東邦大学看護学部 感染制御学 准教授
小林 寅喆 東邦大学看護学部 感染制御学 教授
内藤 拓 東邦大学医学部 免疫学講座 准教授
第1章 感染と発症
I 感染の成立と発症
II 顕性感染と不顕性感染
III 感染経路
IV そのほかの感染経路
第2章 感染症
I 食中毒
II 性(行為)感染症
III そのほかの感染症
IV 人獣(畜)共通感染症
V 新興・再興感染症
VI 感染症と流行
第3章 免疫と生体防御
I 免疫系の概要
II 自然免疫
III 獲得免疫
IV 免疫の利用
第4章 感染予防と感染制御
I 感染症の予防
II 免疫による予防と治療
III 滅菌と消毒
IV バイオハザードとバイオセーフティ
V 医療関連感染とその対策
第5章 感染症と法律
I 感染症法
II そのほかの法律
第6章 微生物と病原体
I 微生物の概要
II 微生物の大きさ
III 細菌の形態と構造
IV 常在細菌
第7章 微生物と感染症
I 細菌
II 真菌
III ウイルス
IV 原虫
V プリオン
第8章 感染症の診断
I 感染症診断とは
II 感染臓器と検体採取
III 培養による起炎菌の検出
IV 培養によらない方法
V 緊急報告(panic value)
VI 薬剤(抗菌薬)感受性検査
第9章 感染症の治療
I 化学療法と抗微生物薬
II抗菌薬耐性菌/菌交代(症)現象
III 抗菌薬適正使用
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