新体系看護学全書 精神看護学①
B5判/300頁/定価2,530円(本体2,300円+税10%)
ISBN:978-4-8392-3389-1
第6版/2021年 11月
編集
岩﨑 弥生 千葉大学名誉教授
渡邉 博幸 千葉大学社会精神保健教育研究センター特任教授
• 豊富な図表で、視覚的に学生のより深い理解を助けます。
• 精神保健について、精神面・身体面・理論・歴史など様々なアプローチで見つめ直し、看護における精神看護の位置づけを学ぶことができます。
• 精神(心)の発達に関する理論についてまとめています。
• いじめや自傷行為、危険ドラッグ、IT 依存など、精神保健における現代的な問題についても多数取り扱っています。
学生にとって馴染みの薄い精神看護の世界をより深く理解できるようになりました。
■収録項目を一部紹介
・精神看護専門看護師へのインタビュー
・リラクセーション法について
岩﨑 弥生 千葉大学名誉教授
岡田 眞一 前千葉県精神保健福祉センターセンター長
池田 政俊 帝京大学大学院文学研究科臨床心理学専攻主任教授
花澤 寿 千葉大学教育学部教授
矢代佐枝子 明星大学心理学部非常勤講師
山内 直人 医療法人社団爽風会心の風クリニック千葉院長
尾島 俊之 浜松医科大学医学部健康社会医学講座教授
渡邉 博幸 千葉大学社会精神保健教育研究センター特任教授
石川 真紀 千葉県精神保健福祉センター次長・臨床検査課課長
谷渕由布子 医療法人同和会千葉病院医長
東本 愛香 成城大学治療的司法研究センター客員研究員
小石川比良来 亀田総合病院心療内科・精神科顧問
下里 誠二 信州大学医学部保健学科看護学専攻教授
序章 「精神看護学」で学ぶこと
Ⅰ 精神保健で扱われる現象
Ⅱ 精神的健康の保持・増進としての精神保健
Ⅲ 地域精神保健(コミュニティ・メンタルヘルス)
Ⅳ 「精神看護」の分野
第1章 「精神(心)」のとらえ方
Ⅰ 脳の構造と認知機能
Ⅱ 精神(心)の構造と働き
第2章 精神(心)の発達に関する主要な考え方
Ⅰ エリクソンの漸成的発達理論
Ⅱ ボウルビィの愛着理論
Ⅲ その他の乳幼児期の発達理論(マーラーとスターン)
Ⅳ マズローの欲求5段階説
Ⅴ ピアジェの認知発達理論
第3章 家族と精神(心)の健康
第4章 暮らしの場と精神(心)の健康
Ⅰ 学校と精神(心)の健康
Ⅱ 職場・仕事と精神(心)の健康
Ⅲ 地域における生活と精神(心)の健康
第5章 危機状況と精神(心)の健康
Ⅰ 危機とは何か?
Ⅱ ストレスとコーピング
Ⅲ 適応と不適応
Ⅳ 精神(心)の健康のためのセルフマネジメント
第6章 現代社会と精神(心)の健康
Ⅰ 現代社会の特徴:社会構造の変化と社会病理
Ⅱ 精神保健が関与する社会病理現象
第7章 精神保健医療福祉の歴史と現在の姿
Ⅰ 精神医療の歴史
Ⅱ 精神障害をもつ人を守る法・制度
Ⅲ 精神保健福祉法における医療の形態と患者の処遇
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