新体系看護学全書 経過別成人看護学①

急性期看護:クリティカルケア 第2版

B5判/388頁/定価3,080円(本体2,800円+税10%)

ISBN:978-4-8392-3385-3

第2版/2021年 12月

 

編集

益田美津美 名古屋市立大学大学院看護学研究科准教授

明石 惠子 名古屋市立大学大学院看護学研究科教授



 臨床判断プロセスを用いて「気づき」「解釈」「反応」「省察(行為中・行為後)」に分けてそれぞれの状況を解説しています。

 各疾患の事例とその対応を示した章では「関連図」を示しそれぞれの疾患の潜在的問題顕在的問題治療看護ケアについて全体像を確認できます。

 クリティカルな状態にある患者の理解・看護展開について多面的にとらえることができるように各理論の特徴患者への適用を解説しています。

 ICUなどのクリティカルな場から患者の日常生活地域に戻ることを見据えた看護展開を学べます。


執筆者(執筆順)

益田美津美 名古屋市立大学大学院看護学研究科准教授

大川 宣容 高知県立大学看護学部教授

森木ゆう子 大阪市立大学大学院看護学研究科准教授

清村 紀子 大分大学医学部看護学科教授

佐々木吉子 東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科教授

杉山 文乃 国立看護大学校看護学部講師

田戸 朝美 山口大学大学院医学系研究科保健学専攻臨床看護学講座准教授

江口 秀子 鈴鹿医療科学大学看護学部看護学科教授

嶌田 理佳 京都先端科学大学健康医療学部看護学科教授

小倉久美子 一宮研伸大学看護学部講師,救急看護認定看護師   



目次

【序 章】 地域包括ケアシステム時代におけるクリティカルケア看護

 

【第1編】 クリティカルケア看護概論

第1章 クリティカルケア看護の基本

 Ⅰ クリティカルケア看護とは

 Ⅱ クリティカルケア看護の場

 Ⅲ クリティカルケア看護の対象

 

第2章  クリティカルケア看護の基盤になる理論と看護展開

 Ⅰ ストレス・コーピング理論

 Ⅱ 危機理論

 Ⅲ コントロール理論

 Ⅳ コンフォート理論

 Ⅴ 意思決定に関する理論

 

第3章  クリティカルケア看護師に必要な能力

 Ⅰ クリティカルケア看護師の思考

 Ⅱ 病態,治療,医療機器に関する知識

 Ⅲ 全人的苦痛の理解と緩和ケア

 Ⅳ 日常性への支援とコンフォートケア

 Ⅴ 早期回復への支援

 Ⅵ エンド・オブ・ライフケア

 Ⅶ 倫理的課題への感受性と患者擁護

 Ⅷ 家族支援

 Ⅸ 医療安全

 Ⅹ 多職種連携

第4章  クリティカルケア看護における思考プロセス

 Ⅰ 臨床判断プロセスの特徴

 Ⅱ 看護過程の特徴

 

第5章  クリティカルな状態にある患者の全身管理と日常性への支援

 Ⅰ 全身管理

 Ⅱ 日常性への支援

 Ⅲ 急変時の対応

 

【第2編】 クリティカルケア看護の実際

第1章 臨床判断プロセスの可視化

 Ⅰ 意識障害

 Ⅱ 呼吸困難

 Ⅲ 胸痛

 Ⅳ 腹痛

 Ⅴ 浮腫

 Ⅵ ショック

 Ⅶ せん妄

 

第2章  クリティカルな状態にある患者・家族の看護

 Ⅰ ARDS

 Ⅱ 大動脈解離

 Ⅲ クモ膜下出血

 Ⅳ 熱傷

 Ⅴ 外傷

 Ⅵ DIC

 Ⅶ MODS



関連書籍



 

 

※購入ボタン・書籍画像をクリックすると外部(e-hon)サイトへ移動します。